タオル屋さんのワクワクこぼれ話

ワクワク日記

タオルの限界って、どこだろう

顔を拭く。⼿を拭く。お⾵呂あがりに体を拭く。タオルはいつもそこにあって、当たり前のように使っています。特別なものではないけれど、ないと困る。そんな存在です。でも、ふと思ったんです。タオルって、どこまで拭けるんだろうって。

タオルメーカーとして 80 年以上、私たちは”拭く”という⾏為と向き合ってきました。素材を変え、サイズを変え、形を変えながら、少しずつその可能性を広げてきました。それでも、⽇々の暮らしの中に、まだ解決できていない”ちょっと⼤変”があると感じています。

「覆って拭く」というアイデア

そのひとつの答えが、 “覆って拭く”というアイデアです。きっかけは、愛⽝のシャンプー後でした。⽔しぶきが⾶び散って、拭くのもひと苦労で、ドライヤーにも時間がかかる。濡れた⽝を追いかけながら拭くのではなく、先に包み込んでしまえばいいのではないか。そう考えて⽣まれたのが、愛⽝向け吸⽔タオル「Mofu MoCoCo(モフモココ)」です。

先に体を覆ってしまうことで、⼿数が減り、乾くまでの時間も変わってきます。発売後、多くの飼い主の⽅から「シャンプーが楽になった」「乾かす時間が短くなった」といった声をいただきました。⼩さな発想の転換が、⽇常の”ちょっと⼤変”を変えることができる。そう実感した出来事でした。(※Mofu MoCoCo についての記事はこちら

対象が変わると、拭き⽅も変わる

反響をいただく中で、私たちはあることに気づきました。拭く対象が⼤きくなるほど、その⼤変さは急激に増えていく、ということです。⽝よりも⼤きな相⼿なら、もっと⼤変なはずです。では、この”覆って拭く”というアイデアは、どこまで通⽤するのか。

私たちがひとつの極端な答えとして向き合ったのが「⾺」でした。体が⼤きく、拭き取りも乾燥も⼿間がかかる相⼿に対して、マント型のタオルを⽻織らせる。背中からすっぽり包み込むように覆えば、”拭く・包む・乾かす”という⼯程をまとめて近づけることができます。そこから⽣まれたのが、「⾺専⽤マントタオル(仮)」です。

――さて、今⽇は 4 ⽉ 1 ⽇です。

タオルで「拭き⽅」は変えられる

タオルは、ただの布ではありません。素材・サイズ・形・使い⽅によって、「拭く」という⾏為そのものが変わります。 包んで拭くのか、 覆って乾かすのか、あるいは”着せる”に近い形になるのか。対象が変われば、タオルのあり⽅も変わる。私たちはそう考えながら、ものづくりを続けています。

4 ⽉ 29 ⽇のタオルの⽇に

4 ⽉ 29 ⽇は「タオルの⽇」です。ご存じですか。(本当にあります)
いつも何気なく使っている⼀枚のタオルも、⾒⽅を変えると、まだまだできることがあります。実は、この話には続きがあります。4 ⽉ 29 ⽇のタオルの⽇に、改めてご報告したいことがあります。お楽しみに。