タオル屋さんのワクワクこぼれ話

タオルのこと

そのタオル、いつ役割チェンジする?替えどきサインの見つけ方

気づけば、何年選手かわからないタオルが、洗面所やお風呂場でがんばっている。そんな光景に、心当たりはありませんか。

「まだ拭けるし、もったいないし……」そう思って、つい後回しにしてしまう“タオルの替えどき”。タオルって、自分から『そろそろ替えどきですよ』とは言ってくれません。今日はタオル屋の目線から、「そろそろ役割を替えてあげたいサイン」を、お話ししてみようと思います。

新品より、少し使い込んだタオルが好き?

お客さまのお話をうかがっていると、「新品より、少し使い込んだくらいのほうが使いやすい」という声もよく耳にします。
たしかに、買ったばかりのふわふわタオルより、何度か洗って落ち着いてきたタオルのほうが、肌になじんでちょうどよく感じることもあります。だから、「見た目がくたびれてきた=すぐ処分」ではなく、そのタオルがまだ気持ちよく使えているかどうかを、自分なりの“ものさし”で見てあげることが大事になってきます。

それでも切り替えを考えたい、タオルからのサイン

ここからは、「さすがにそろそろ、第一線からは休ませてあげたいな」というサインを、少し整理してみます。使用頻度や洗濯環境にもよりますが、毎日使うタオルなら、半年〜1年ほどで一度状態を見直してみるのもひとつの目安です。
まずは、こんな変化がないか思い浮かべてみてください。

□ ふわふわ感がなくなり、全体的にペタンとへたってきたように感じる
□ 触れたときに、ゴワゴワとした硬さや、肌触りの悪さを感じる
□ 洗って干しても、なんとなくニオイが残る
□ 全体の色があせてきたり、黒ずみやシミが目立ってきた
□ 糸のほつれが目立ってきた

1つでも当てはまったら、「そろそろ出番を変えてみようかな」と考えるタイミングかもしれません。

毎日使うものだからこそ、「なんとなく気持ちいい」よりも「ちょっと気になる」が増えてきたら、それはタオルからの「そろそろ役割を変えてもいいかも」というサインとして、受け取ってあげてよさそうです。

タオルの役割をシフトしていく

一軍として毎日使ってきたタオルも、ある程度使い込んだら、少しずつポジションを変えていくのがおすすめです。たとえば、顔や体を拭く「主役」のポジションを一歩ゆずってもらって、出番を少しずつシフトしていくのです。

バスタオルなら、足ふきマット用や、洗面所の足元用に
フェイスタオルなら、キッチンまわりや、洗面台の水ハネ拭き用に
さらに使い込んだら、床掃除用のクロスやベランダ掃除用に

こうして少しずつ役割を変えていくと、「ここまでよく働いてくれたなあ」と、タオルにも自分にも納得しながら送り出しやすくなります。最後は雑巾としてもうひと仕事してもらってから、気持ちよく処分する。そんなふうに流れを決めておくと、タオルの入れ替えもしやすくなりませんか。

自分なりの切り替えラインを持ってみる

タオルの替えどきに、絶対の正解はありません。気に入って使い込んだ1枚なら、少し長めに付き合うのもよいと思います。大切なのは、「なんとなく置きっぱなし」にするのではなく、「このサインが見えてきたら、そろそろ役割を替えようかな」と、自分なりのラインを一度決めてみることです。

一軍として毎日使うタオル。
少し役割を変えて、洗面所やキッチンで働くタオル。
最後に掃除用として、もうひと仕事してくれるタオル。

そんなふうに流れを決めておくと、タオルを替えることは「もったいないこと」ではなく、「気持ちよく使い切ること」に変わっていきます。洗面所やお風呂場で、今日も当たり前のように手に取っているタオル。ふと触れたときに「あれ、少し変わってきたかな」と感じたら、そろそろ次の出番を考えてあげるサインかもしれません。

▼ 使い終わったタオルを簡単に雑巾へする方法(タオル工房レイルのブログ)
https://www.reil.co.jp/apps/note/?m=202110